冨浦智嗣(とみうらさとし) 様
冨浦 智嗣(とみうら さとし)
1991年生まれ、徳島市出身。俳優。
2004年『3年B組金八先生』でデビュー。ドラマ『花より男子』、映画『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』、ドラマ『タンブリング』など数々の話題作に出演。
「花より男子」牧野つくしの弟が選んだ、
重機を操り故郷を愛でる”最高の日常”
今回も「おうちのちらし特別企画」として本誌に載りきらなかったロングインタビューを公開します。
俳優・冨浦智嗣さん!『花より男子』ドラマ直撃世代です!やったー!
とっても良いお話がうかがえたのでぜひ最後まで読んでくださいね☆
いきなり衝撃の連発
キノコ:それではどうぞよろしくお願いします。
メガネ:編集長をさせていただいてます、メガネです。どうぞよろしくお願いします。
冨浦:あ、こちらこそどうぞよろしくお願いします。
キノコ:さっそくなんですけど、冨浦さんはいつ、東京から徳島に帰ってこられたんですか?
冨浦:えっと…僕は13歳からドラマの『3年B組金八先生(※)』に出させてもらってて…
(※時代ごとの社会問題と生徒たちの成長を描いた、国民的学園ドラマ。)
キノコ:メガネ:おおおー!いきなり!!
冨浦:13年間ぐらい芸能界にいたんですけど。
キノコ:その間はもちろん東京にお住まいだったんですよね?
冨浦:撮影があるときだけホテルやウィークリーマンションを借りて…
キノコ:えええー!?
冨浦:撮影が終わったら、すぐに徳島に帰るっていう…。基本ずっと徳島にいたんです。
キノコ:メガネ:ええええええー!?
キノコ:13歳…中学生ですよね?徳島の学校に通いながら、お仕事のたびに飛行機で上京されるなんて、けっこう大変じゃなかったですか?
冨浦:そうですね。中学校のときも学校へは行けたり行けなかったり…徳島に帰ってきてるときは行ける…みたいな。
メガネ:ほおおお~…なるほど!
キノコ:撮影ってけっこう詰まってるイメージがありますけど。
冨浦:だから高校のときも、特別にレポートを提出して卒業させていただいたり…。
メガネ:へぇ~。そんなこともあるんですね。
キノコ:すごいですよね。地方の学校って芸能界に通ってる学生さんの扱いに慣れてたりしないから…。
冨浦:そうですね。かなり特別なことだと聞きました。
キノコ:通いで撮影に行かれてたんですね!…なぜそういう生活に?
冨浦:徳島が好きすぎて…
キノコ:メガネ:ええええええー!?
冨浦:東京で撮影が終わるとすぐに引き払って、徳島に帰ってきてましたね。しばらく徳島でのんびりして、充電して、それでまた東京のお仕事に行く…みたいな生活でしたね。ほんとにずっと通ってましたね。
キノコ:そんなことができるんですね!
冨浦:なんてゆうか、都会の…コンクリートジャングルとか、人の多さとか、なんだか肌に合わなくて。徳島って自然豊かだし、近くに川も山も海もあって。空気もきれいだし、人も少ないし(笑)
キノコ:確かに東京に比べると少ないですね(笑)
冨浦:徳島には癒やされに帰ってきていました。東京にお仕事で行ってたときは『早く徳島に帰りたい!』ってずっと思ってましたね。『これを終わらせられたら徳島に帰れる…!』みたいな。
キノコ:「徳島に帰りたい」をモチベーションに頑張るって凄いです!
俳優になったきっかけ
キノコ:冨浦さんが俳優になったきっかけって…?
冨浦:もともとはアイドルに憧れてて…子どもの頃『明星(※)』とか読んでまして。
(※人気アイドルや俳優のグラビア・インタビューを掲載する、老舗の芸能・アイドル雑誌。現在は「Myojo」として発売されている)
メガネ:なるほど。
冨浦:当時、大阪に劇団があって、とりあえずまずそこに入ってみよう、ということになって。半年間ぐらいその劇団でレッスンを受けてたんですね。毎回、徳島からお父さんとお母さんに送り迎えしてもらって。すると、東京で『3年B組金八先生』のオーディションがあるよって劇団の先生から聞いて。
キノコ:ふんふん…
冨浦:まぁ…そんなの合格するわけないし、絶対落ちるし、家族とディズニーランドに遊びに行く思い出作りのついでにオーディション受けてみよう…みたいなことになって。
キノコ:え?それで…受けて…?
冨浦:そしたら…ラッキーなことに合格しちゃって…出演できることになって…。
メガネ:ええー!!?
キノコ:すごーーい!!!
冨浦:で、その後にスターダストプロモーション(※)に入って。
(※多くの俳優・アーティスト・タレントが所属する大手芸能プロダクション。)
キノコ:めちゃくちゃ大手…!
冨浦:金八先生を見た事務所の方が僕をスカウトしてくださって。
キノコ:最初からスターダストプロモーションにいたんじゃなくて、金八先生がきっかけだったんですね!
冨浦:そうですね。それからはスターダストプロモーションでお仕事をしていました。
キノコ:なるほど~。
冨浦:当時、事務所の人にも「こっち(東京)に引っ越してこないの?」ってよく言われてたんですけど…
メガネ:まぁ、そうですよね。
冨浦:徳島が好きなんで、通いがいいですってわがまま言って(笑)
キノコ:あははは(笑)すごい!
メガネ:なんてゆうかイメージなんですけど、芸能界を目指す人って普通はこう、キラキラした都会の生活とか雅やかな世界に憧れる…っていうものだと勝手に思ってました。
キノコ:そうそう!「てっぺん取ってやるぜ!」みたいな(笑)
冨浦:東京って、遊びに行ったりお買い物したり、「定められた期間」を過ごすには面白いところなんですけど。「ずっと住め」って言われるともうほんまに無理で…(笑)
キノコ:住むことは考えなかったんですね。
冨浦:徳島には家族もいるし、やっぱり自然豊かでおだやかな徳島の方が好きで。事務所にはずっとわがまま言って通いでお仕事させていただいてました。
メガネ:へぇええ…!
キノコ:でも逆にめちゃめちゃガッツありますよね。徳島と東京を行ったり来たりするのって大変なのに。
冨浦:事務所の人にも「変わってるね」ってよく言われました(笑)でも「それぐらい地元が好きなんだね」とも言われました。
キノコ:ステキですね。東京はお仕事をするところ、徳島は生活するところ、ってことですよね。
メガネ:それ知って「花より男子」の冨浦さんを見たらひと味違って見えそうです。違う角度で見ちゃいそう(笑)
冨浦:あははははは(笑)
キノコ:でも、だからこそ作品の中のあのピュアさを感じるのかも知れませんね。
役作りはつらいよ

キノコ:役作りなどもされたんですか?
冨浦:役作りで坊主頭にしたこともあります。
キノコ:坊主!
冨浦:作品のために、3回ぐらい坊主にしました。
キノコ:抵抗とかはやっぱり…
冨浦:めっちゃ恥ずかしかったですよ(笑)
キノコ:当時は思春期ですもんねぇ(笑)
冨浦:そうですよ。だってもともとはアイドルに憧れてあの世界に入ったのに…。当時のアイドルの人達ってみんな髪がサラサラで長くて、金髪とかにしててそれがとってもかっこよくって。そういう世界に憧れてたのに…『じゃあ坊主にしてきてください』って言われて…そりゃあ抵抗ありますよ(笑)
メガネ:お仕事ですから…ねぇ。
冨浦:坊主頭で学校に行ったら、同級生にびっくりされるし。
キノコ:でもよく考えたら、テレビでドラマとかに出てる人が地元の同じ学校にいるって凄いですよね。同級生の方達って当時はどんな反応だったんですか?
冨浦:そうですね、急にテレビに出るようになったんでそれなりに…。年上のお兄さんお姉さんが僕の教室にめっちゃ見に来る…みたいな。「あれがつくしの弟や!」みたいな(笑)
キノコ:メガネ:あはははははは(笑)
冨浦:急にテレビに出たり、急に坊主になったり、みたいな(笑)
メガネ:でもそれって、冨浦さんの坊主はビジネス坊主ってことはお友達もすぐにわかってらっしゃったんですよね?「次はそういう役なの?」みたいな。
冨浦:そうですねぇ…。「次は戦時中のこういうスペシャルドラマに出るから…」みたいなことを言ってましたね。
牧野つくしの弟降臨!
冨浦:そのお仕事が終わった直後に『花より男子(※)』に登場する牧野つくしの弟『牧野進』役のお話をいただきまして。
(※裕福な名門校を舞台に、庶民派ヒロインと御曹司たちの恋と成長を描いた大ヒット青春ラブストーリー。)
キノコ:メガネ:おおお!ついに!
冨浦:坊主からちょっと毛が生えて、なんてゆうか…「たわし」みたいな状態の頭だったんですけど、それが逆に花より男子に登場する貧しい家庭の主人公の弟役にイメージが合ってたんでしょうね。
メガネ:牧野家…お父さんがポンコツっていうね(笑)
キノコ:でもやさしーの!(笑)
冨浦:本当に髪型も『ちょうど』良かったんで。伸びかけのヘルメットみたいな髪型が貧乏一家の弟役に。
キノコ:まさに『ちょうど』ですよね。
メガネ:凄いですよね。やっぱり『持ってる』んですねぇ。絶妙なタイミングだったんですね。
キノコ:ドラマ『タンブリング(※)』の中でも、あのギラギラの中で…混じっていらっしゃいましたよね?あのドラマもめちゃめちゃ面白かったです。
(※男子新体操に打ち込む高校生たちの成長と友情を描いた青春スポーツドラマ。)
冨浦:ありがとうございます。
キノコ:『タンブリング』出演されていた頃はどうでした?
冨浦:そうですね…なんてゆうか、まず練習がすっごい大変でした。
キノコ:ですよね。だって、出演されてる皆さんって最初はほぼ新体操の経験がない状態ですよね。
冨浦:撮影が始まる半年ぐらい前から、東京の国士舘大学ってゆう新体操では有名な名門大学の先生にレッスンしてもらうことになって。
メガネ:へええ…
冨浦:鹿倒立とか教えてもらったり、バク転の練習もしました。
キノコ:バク転!
冨浦:役者さんって凄いなって思ったのが、最終的には皆さん出来るようになっちゃうんですよね。すっごくレッスン頑張ってましたね。
キノコ:役作りって凄いんですね。
メガネ:半年間レッスンを続けるって凄いことですよね。
キノコ:あの衣装も衝撃でした。男子用のレオタード。
冨浦:最初は皆さんめちゃくちゃ恥ずかしがってました。「これ着るの?」みたいな(笑)ピチピチの(笑)
キノコ:メガネ:あはははは(笑)
俳優としてのさまざまなキャリア

キノコ:他にも色々ご出演されてましたよね?
冨浦:舞台が警察学校のドラマに生徒役で出させてもらったり、あと斎藤工さんが主演の『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編 (※)』というドラマにも出させていただきました。
(※裏社会の格闘場を舞台に、若者たちの抗争と成長を描いた熱いアクションドラマ。)
メガネ:おおー!あのゲームの。
冨浦:もともとクロヒョウ1を好きで見てたんで2のお話をいただいたときは凄く嬉しかったです。
キノコ:好きで見てたドラマに出られるって凄いです…!
冨浦:そうですね。「あれに出られるんだ!」って思いました。あと当時は斎藤工さんもまだ今みたいになる前だったんですが、「この人めっちゃかっこいいな」と思ってました。
キノコ:私の中では冨浦さんって花より男子の進くんのイメージが強くて…。龍が如く!?ってなりました。
メガネ:あははは(笑)
冨浦:戦うシーンとかも一応あったんですよ。
キノコ:戦うシーン…!た…戦ったんですか?
冨浦:はい、体がすっごく大きな相撲レスラーと戦ってボッコボコにされました(笑)
キノコ:メガネ:えええええー!!?
冨浦:好きな女の子ができて、その子のために戦う…というシーンでした。もう投げられたり、顔を地面に叩きつけられたり…
メガネ:…えっ?えっ?それってもちろん殺陣師(たてし)さんがいて…指示があるってことですよね?
冨浦:アクション専門の方も交えながら、でも自分でできるところは自分で…っていう感じでした。
キノコ:へぇえええ…凄い…
冨浦:格闘シーンを1日撮影して、次の日僕、熱が出ました(笑)
メガネ:それは大変ですね…!
冨浦:もうボッコボコにされたんで。
メガネ:えっと…それは言葉どおりボッコボコですか?
冨浦:ボッコボコです。
キノコ:ああいう撮影って「当ててるふり」だと思ってました…!
冨浦:受け身は取ってね、みたいな指示をもらったり。
キノコ:ひえええ…
冨浦:ただ、お互い本番は真剣なんで、アドレナリンがすっごく出まして。こっちからももう「容赦なく来て下さい!」って感じで挑みました。
メガネ:役者さんって凄い…
キノコ:聞いてる分には面白いですけど、やるってなったら大変ですね。
冨浦:頑張った甲斐があったなの思ったのは仕上がりを見たときですね。「こんな迫力のあるシーンになるんだ」ってとても感動しました。
舞台の緊張感と達成感
冨浦:その後は舞台なんかにも立たせてもらいました。
キノコ:なるほど。
冨浦:京都の南座っていう歴史のある舞台に…
キノコ:南座行ったことあります!!
冨浦:そこで「少年隊」の錦織さんが監督・演出を務める舞台に出させていただきまして…。
キノコ:ニッキ!
冨浦:A.B.C-Zっていうグループのアクロバットでも有名な戸塚 祥太さんの弟役をさせていただきました。
キノコ:へええ…すごーい!
冨浦:あとは愛知の舞台や、東京の新橋演舞場とか。渋谷コクーンとか…。あとは三池崇史監督のアイドル戦士が主人公の舞台に出させてもらいました。
キノコ:アイドル戦士!?
冨浦:その敵役なんですけど、ヤッターマンに登場するドロンジョ一味の1人みたいな役で。特殊メイクとかしてもらって。
メガネ:へええ!おもしろいですね。
キノコ:幅広いですね!あと、ドラマや映画の撮影と舞台ってなんてゆうか、心持ちみたいなのは違ってくるんでしょうか?
冨浦:そうですね。初舞台のときは本ッ当に緊張しました…。
キノコ:ですよね。
冨浦:かなり大きなスケールの舞台で何千人というお客さんが目の前にいらっしゃるんです。
キノコ:緊張…しますね。
冨浦:本当に手が震えるぐらい緊張しました。
キノコ:役者さんという職業をされていても舞台は緊張するものなんですね。
冨浦:ドラマや映画はワンカットずつの撮影だし、見ているのもスタッフさんだけなので。
キノコ:あ、確かに。そうですね。
冨浦:何千人ものお客さんの前に立つと…自分でも『こんなに手って震えるもんなんだ』って思うぐらい緊張しちゃいましたね。
メガネ:想像を絶する緊張感…!ただ…すごくいい経験ですね。
冨浦:そうこうしているうちに、自分に少し区切りをつけたいなって思うようになって、一旦芸能界から離れる…ということになりました。
キノコ:凄く刺激的な人生ですよね。子どもの頃から芸能界でお仕事をして、徳島に戻り、また東京に向かい仕事をする…。普通ではなかなか経験できないことだと思います。
冨浦:そうですね。僕も芸能界って憧れていたので振り返ってみると「やっといて良かったな~」って本当に思います。
キノコ:なんだかほのぼのしてますね(笑)
結婚式秘話
冨浦:あ、最近結婚しまして。
メガネ:そうらしいですね!
キノコ:おめでとうございます!
(パチパチパチ)
冨浦:ありがとうございます。結婚式当日にとあるサプライズをいただきまして。
キノコ:サプライズ、ですか?
冨浦:市原隼人さんからメッセージをいただきまして。
キノコ:メガネ:おおおおーーー!!!
冨浦:市原隼人さんとは小さい頃に共演させていただいてて。ってゆうのも当時、スターダストプロモーションに声をかけていただいたときも市原隼人さんが在籍していたから、ってゆう理由がありました。
キノコ:メガネ:へえええええ…!
冨浦:共演もさせていただきましたし、昔から『憧れのかっこいいお兄ちゃん』っていう感じで。
キノコ:男気!って感じのイメージですもんね。
メガネ:そうそう、そういうイメージですよね。
冨浦:結婚式でサプライズ映像を見たときに『僕のためにこれを引き受けてくれたんだ…』ってまさに男気を感じて…めちゃくちゃ嬉しかったです。
キノコ:それは嬉しいですよね。
冨浦:そういう経験も含めて、芸能界を経験して良かったなって思います。
筋肉とサーフスケート

キノコ:冨浦さんって鍛えてらっしゃいます?筋肉凄いですよね。
メガネ:僕も今日お会いしたときから思ってました。
冨浦:そうですね、10代から20代前半までめちゃくちゃ鍛えてた時期がありました。それこそ『タンブリング』に出演してた時期とか。
キノコ:メガネ:ああー!
冨浦:当時、筋肉に憧れがありまして。その鍛えていた時期の筋肉がまだ残ってる感じですね。
キノコ:なんだか、パーソナルトレーナーしてそうな体と言いますか。
メガネ:そうそう。見えます。筋肉、僕の倍以上はありますよ。
キノコ:どつかれたらメガネくん一発で倒れますね(笑)
メガネ:ええ、○にます(笑)
キノコ:今は特に鍛えてる…ってことはしてないんですか?
冨浦:そうですね、特に筋トレってしてないですけど、ウォーキングはよくしてますね。しらさぎ大橋を歩いたり。
キノコ:ウォーキング、気持ちいいですよね。
冨浦:あと最近、サーフスケートが好きでして。
キノコ:え?サーフスケートって?スケボーとは違うんですか?
冨浦:はい。サーフィンの動きができるスケボー、みたいな感じです。鳴門のUZU PARK(ウズパーク)っていうところで最近よくサーフスケートの練習をしています。
キノコ:あ!ウズパーク知ってます。あそこでされてるんですね。
冨浦:あと小松海岸の近くによく行くサーフショップがあって。そのお店の人が最近サーフスケートパークを作ってて。そこもよく使わせてもらっています。
キノコ:小松海岸の辺りって最近よく開発されてますよね。私もたまにボディボードをしに小松海岸に行きますよ。
メガネ:えっ?キノコさん、そうなんですか?(意外)
冨浦:実は中学生の頃、少しだけサーフィンをやってた時期があったんです。僕、お兄ちゃんがいるんですけど、そのお兄ちゃんがめっちゃサーフィンするんです。そんな影響もあってか、今サーフボードめちゃくちゃ楽しいですね。
キノコ:へぇ~お兄さんが!
冨浦:今日もこのインタビューが終わったらその足でウズパークに行きます(笑)
キノコ:メガネ:あはははは(笑)
メガネ:色々お話を伺ってると、冨浦さんはとてもアクティブな方ですね。芸能界でいる人って基本フットワークがものすごく軽いイメージがあります。芸人さんとかもそうですけど。
キノコ:冨浦さんってお話の仕方がとても穏やかで優しい印象ですけど、めちゃくちゃアクティブな方なんですね。
メガネ:ですよね。なんだかこの穏やかな雰囲気に筋肉とサーフスケートが結びつかない!
キノコ:たしかに(笑)
冨浦:サーフボードが得意な友達がいて、『ガーーー!』ってすっごい音をたてながら片手をついてスライディングしていく技とか見せてもらって。それがとってもかっこよくて「自分もできるようになりたいな」って思いまして…
メガネ:できるようになりたいって思うんですね!
冨浦:頑張って練習したらできるようになりました。
キノコ:えー!すごーい!
冨浦:動画とか…見てもらってもいいですか?
キノコ:見たいです!
メガネ:同じく!
(冨浦さんのサーフスケートの動画を見せてもらう)
キノコ:えっ…?これ滑ってるの冨浦さんですか?
冨浦:はい、そうです。
キノコ:えっ…凄い…!
メガネ:冨浦さんのこのゆっくりしたイメージとこの動画のギャップって…その…ごめんなさいね、あの…なんてゆうか、「コアラがめっちゃ動いてるところ見た」気分に近いというか…
キノコ:冨浦:あははははは(笑)
メガネ:同一人物とは思えない…
最高に楽しい仕事

キノコ:俳優を一旦引退されて、現在のお仕事のこともお伺いしてもいいですか?
冨浦:はい、もともとお父さんがやっていたリサイクル業をお兄ちゃんが継いで、僕も2年前から一緒に働いています。
キノコ:ご家族のお仕事を一緒にされてるんですね。
冨浦:あと…友人にもとてもびっくりされるんですけど、僕、ダンプカーの免許持っていまして…。大型の。
メガネ:ええー!!?
キノコ:えっ!??す…凄い!
冨浦:毎日もう、ダンプカー乗りまくってます!
キノコ:メガネ:ええええ!!?
冨浦:あと車両系建設機械の免許も持っていまして…。
メガネ:しゃ…しゃりょう…?えっと?
冨浦:いわゆるユンボとか…
キノコ:メガネ:ユンボ!!!
冨浦:あとタイヤショベルってゆう、ブルドーザーにタイヤがついた…
メガネ:ありますね!えー!
冨浦:そういう乗り物に乗って作業したりしてます。これも友人には驚かれます。『イメージと違う!』って(笑)
キノコ:いや、そうですよ!
冨浦:僕ってなんかこう、普段はゆっくりしたイメージがあるみたいで。友人も『えっ?だ…ダンプカー乗ってんの!?重機も!!?』って言われます。
キノコ:びっくりしました!意外性の宝箱!
メガネ:また良いキャッチコピーを…
キノコ:芸能界のお仕事と、今のお仕事はまったく業態が違いますが、仕事との向き合い方に違いってあったりするんでしょうか?
冨浦:俳優業と今のお仕事…そうですね、また全然違うお仕事ですけど…。さっき言ったようないわゆる「大きい乗り物」に乗るのが凄く好きなので。
メガネ:なるほど。
冨浦:だからとっても楽しくて。ダンプカー乗るときも「こんなでっかい乗り物乗ってるんだ」と自分でも思いますし。ダンプカーって運転席が凄く高いから、その目線で徳島の景色を見ながら走るのは気持ちがいいですね。
キノコ:あ~そうか~!目線が凄く高いんですね。乗ったことがないからわかりませんね。
メガネ:うわー。それちょっと乗ってみたいですね。
冨浦:重機の運転も凄く面白いんですよ。例えば、ユンボも乗って初めて知ったんですけど、運転操作が4種類ぐらいあるんです。本当に、ゲームみたいに。扱う人によってその操作方法が違うんです。「○○式」みたいに。で、その4種類ぐらいある操作方法の中から自分に合ったものを選ぶ…みたいな。
メガネ:え、なんだか本当にゲームみたいですね!アビリティ?ジョブ?みたいな(笑)(※)
(※メガネはかなりのゲーム脳)
キノコ:あはははは(笑)
冨浦:そうなんですよねぇ。人によって違うみたいで。
メガネ:じゃあ、例えば一つの操作方法をマスターして、次は別の操作方法もマスターしよう…みたいな世界なんですか?
冨浦:いや、僕も最初はそう思ったんですけど、ほとんどの人が1つの操作方法を覚えたら、なんてゆうか人間が歩き方を覚える感覚と同じで、他の操作方法はできないケースが多いみたいです。
キノコ:メガネ:へええええ…!
冨浦:ユンボとシンクロするんですよ(笑)
キノコ:あはははは(笑)すごい!
メガネ:『流派』みたいですね(笑)
冨浦:会社にめっちゃくちゃ重機の操作がうまい先輩が2人いまして。その方達の操作を見てるだけで楽しいです。
メガネ:質問なんですけど、そのお二人の先輩と冨浦さんの『流派』は同じなんですか?
冨浦:あ、1人とは同じですが、もう1人とは…
メガネ:『流派』が違うんですね!
キノコ:へえええええ。違うんだ!
冨浦:もともと僕はやっぱり、お父さんから教えてもらった『流派』でやってますね。
キノコ:ああ…やっぱりお父様からの、なんですね。
冨浦:重機に乗っていると、改めてそのパワーの凄さに気づかされるというか…。でっかい岩を動かすのは指先でちょっとレバー操作するだけですから。その感覚がすっごい楽しいんですよ。
メガネ:冨浦さんってマインドが『男子』ですよね!一番乗ってて楽しいのはユンボなんですか?
冨浦:ユンボも楽しいけど…やっぱりダンプカーが一番好きですね。徳島のキレイな景色を見ながら、こう、『ヴゥオオオオオン!』って。音も好きです!
メガネ:なんだかタモリ倶楽部みたいになってきた(笑)
冨浦:ダンプカーで現場とかに行くと、そこに現場の方達がいらっしゃって。現場の方達もみんな本当に優しくて、愉快で気さくな方達が多くて。「お父さんもよう知っとうけど息子もようがんばんよるな~!」って。なんて言うか人とのコミュニケーションだったり、社会とのつながりを感ることができるのも含めて、ダンプカーに乗るのは凄く楽しいです。
キノコ:本当に、素晴らしいですね。なんだか私も刺激を受けちゃった。日頃のお仕事頑張ろうと思います!
冨浦:いえいえいえ…そんな!
キノコ:あと、徳島の方からこんなに徳島愛を語っていただくことも初めてです。
理想の住まい
キノコ:ご結婚もされたということで、これからの理想の住まいを教えていただけますか?自由に考えるとしたらどんなおうちに住みたいですか?
冨浦:そうですね…変化していくおうち、がいいですね。ライフスタイルによって変えていけるおうちといいますか…。そのときの自分の年齢とか環境によって…変幻自在?みたいな。
キノコ:インテリアはどんなテイストがお好みですか?
冨浦:和モダンが好きですね。
キノコ:へええ!少し意外ですね。
冨浦:「洋」と「和」が混ざったような。
キノコ:サーフスケートとかされてるから、もっとこうゴリゴリのカリフォルニアスタイルとかが好みかと思ってました!
メガネ:僕も勝手にそう思ってました(笑)
冨浦:神社仏閣とかも大好きなので。
キノコ:いいですよね、神社仏閣。
冨浦:出雲大社にも神在月には1年に1回必ず行きます。そういう影響もあって、「洋」の中に「和」が溶け込んでいるような雰囲気が好きですね。そういうお部屋がいいな~って思います。
キノコ:今までお伺いしたこともそうですけど、意外性でもうコテンパンにやられちゃってます(笑)
メガネ:ですよね(笑)サーフスケートに乗って!ダンプカーでヴゥオオオオン!とワイルドに走って!完全にアメリカンな好みだと思ってました(笑)でも、お話している冨浦さんのイメージを考えると和モダンもしっくりきますね。まったりしているというか。
キノコ:でもその冨浦さんの中に「虎」が眠ってるっていう。
冨浦:あははははは(笑)
キノコ:ワイルドな一面と、穏やかな一面、両方が冨浦さんなんですね。
冨浦:お父さんがもう、ゴリッゴリの「男」って感じの人なんで…。ガタイも凄いし、色黒で。なんてゆうか、藤岡弘さんみたいな…?
キノコ:メガネ:へええええ…!
冨浦:でっかいハーレーで富士山に走りに行ったり…。ダンプも重機も乗りこなして。たぶんその血を受け継いでいるんだと思います。筋肉とかも凄いなーって。
メガネ:そこで筋肉が!凄い影響を受けてるんですね。
冨浦:そうですね。家族が好きだから東京へは住まずに通ってましたから。
キノコ:本当にいいお話ですね。
徳島で暮らす魅力って?

キノコ:最後に、徳島で暮らす魅力を読者の皆様に伝えるとしたら?
冨浦:やっぱり…自然が豊かなところですね。眉山もあるし、吉野川も流れてるし。小松海岸、大神子海岸、すぐそこに色んな自然がある。まだ直に見た事はないんですけど蛍も見に行きたいですね。
キノコ:蛍、いいですよね。
冨浦:あと、東京から飛行機で徳島に帰ってくると空港を出た瞬間に空気のきれいさを感じます。やっぱり徳島って空気が美味しいんだなって。
キノコ:そんなに違うんですね。
冨浦:あと食べ物がすごく美味しい。
キノコ:確かに!
冨浦:海鮮も美味しいですよね~。
キノコ:鳴門のワカメもちろん美味しいし、海陽町のお魚なんて格別に美味しいですよね。徳島って『食』のクオリティすごいと思います。
メガネ:僕も含めて住んでいる人が意外と気がついてないところってありますよね。
冨浦:東京へ通うようになって改めて感じることって多かったです。
キノコ:今回は本当にとてもいいお話が聞けて楽しかったです。
冨浦:こちらこそです。あ、あと、おうちのちらしって何部かいただけるんですか?
メガネ:もちろんです!もともとご協力いただいた方には何部かお渡ししてますから。
冨浦:ちょっと多めにもらったり…周りにもちょっと配ろうかなって。
キノコ:え!ありがとうございます!もういくらでも!
メガネ:じゃあでき次第、お届けしますね!
キノコ:本当にありがとうございました!
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